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川根茶について

川根茶の歴史について

川根茶の歴史を振り返ってみますと、古くは鎌倉時代に聖一国師が中国より持ち帰った茶の種子が安部川のほとりにひろがり、大日峠を越えて大井川上流部から中流部へと伝えられたと言われています。また、在来種が存在していたなど諸説あり明確な歴史は明らかになっていません。
ただ、江戸時代初頭の第3代将軍徳川家光公の時代には、すでに川根地域でお茶が年貢として納められていたという記録が残されていますので、この時代にはすでにお茶の生産体制が整っていたことを示していることから、それよりも前には川根地域でお茶の栽培が行われていた考えられます。





川根茶のおいしさの秘訣

静岡県を代表する銘茶の一つ川根茶は、静岡県の中部地域を流れる大井川の中山間地域に位置する豊かな自然に育まれたお茶です。昼夜の寒暖差が大きいため昼に生成された養分を夜の冷気で茶葉が休息することで消費される養分の量が少なくなり、結果としてより多く養分が蓄積されることになります。また寒暖差は川霧が発生しやすい要因となり、これが日差しを程よく遮ることで、茶葉の苦味成分が抑えられます。そのため旨みが豊富で、渋みが少なく、豊潤な香りを持つ高品質なお茶として評価されています。

世界農業遺産「茶草場農法」

静岡県の中西部地域で昔から行われている「茶草場農法」は、2013年に世界農業遺産に認定されました。
茶畑の周辺に生えているススキやササなどの野草を刈り取って、茶の木の隙間に敷き詰めるのが特徴です。敷き詰められた茶草は時間とともに微生物によって分解され、質の良い有機肥料となります。また、土壌の通気性、保水性、排水性が向上し、茶樹の根が健康に育ちやすい環境が作られます。このように土壌環境の改善と養分供給の安定化により、茶樹はストレスなく健全に生育し、旨み成分が豊富で、香り高く、まろやかな味わいの高品質な茶葉が生産されます。

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